わたしはぶどうの木で、あなたがたは枝です。
(新約聖書 ヨハネの福音書 第15章5節)
わたしはぶどうの木で、あなたがたは枝です。
(新約聖書 ヨハネの福音書 第15章5節)
あなたは心を尽くし、いのちを尽くし、知性を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。
あなたの隣人を自分自身のように愛しなさい。
(新約聖書 マタイの福音書 第22章37、39節)
私たちが大切にしていることは、こどもたちが「ものすごく愛されている」と実感できるように保育していくことです。イエス・キリストが私たちを愛して下さっているように、互いに愛し合うことそれが、神様の願いだからです。
子どもたちが、泣きたい時には泣き、笑いたい時には笑い、怒りたいときには怒り、また、言葉であらわせない気持ちも、その存在すべてをありのまま受け入れ、寄り添って共に歩むこと。その中で子どもが「ものすごく愛されている」ことを実感し、神様の愛を感じて欲しいと願っています。そしてその愛を受けた子どもたちが自分自身を大切にし、仲間にもその愛を流していくこと。その為に、保育士は日々イエス・キリストに祈り、力と愛を頂いて保育に臨んでいます。
長い時間を保育園で生活している子どもたち一人一人が、自分らしく輝いて過ごし、仲間と共に生きることを学んでいきます。
シャローム保育園のモットーは、よく遊んで、よく食べて、よく寝て、ものすごく愛されることにあります。人生の基礎は、乳幼児期につくられます。
人生にとって最も大事な時期に私たちが関わらせていただいていることは、感謝なことでありその影響に畏れを抱きつつ、日々保育にあたらせていただいております。気をつけなければならないことは、大人の願いばかりを子どもたちに強く伝えすぎてしまうことです。何々をしたらご褒美をあげるとかの賞罰、そういう方法で早くいい結果を出そうとしてしまうことです。大人の方が楽をしようとする。そういうのは良くないと思います。次の時代を生きる子どもたちが、自分はものすごく愛されている(=大切な)存在なのだと心の底から思えるようになること、それだけで十分だと思います。人間は愛されることから、生きる喜びを感じはじめるからです。